mixiにも同じようなことを書いたが、
中・高の同期の冨山雄貴が亡くなった。
バイク事故で。
まだ24なのに。
大学生活もまだ続くのに。
なによりまだまだこれから未来が拓けてくるのに。
正直、返す言葉がなかった。
以前、幼稚園で非常に仲が良かった双子の兄弟(男のこと女のこ)がいた。
幼稚園を卒業して、小学校1年生か2年生のとき、男の子の方が家の前でトラックにひかれて亡くなった。
家は環7に面していた。
その知らせを聞いたとき、母親は涙を流しながら、僕にその事実を伝えた。
でも僕は、まだ小さかったからだろうか。死ぬって言うのがまったく実感が湧かなくて、なんでお母さんはこんなに泣いているんだろう?って不思議な顔をしたんだと思う。
その後、僕が行くとその子のことを思い出してしまうという向こうのお母さんを気遣った母親は僕をその家に連れて行ってくれなくなった。
いまだに行っていない。
そのときに比べたら、今は20も過ぎ、というか25になり、一般常識は身につけ、喜怒哀楽もそれなりに感じてきた。
でも、やっぱり人の死というものについては、やはり実感が湧かない。
涙は、出てこない。
自分は冷たい人間なのかもしれない。
そんなことを考えてしまった。
もし父親が死んだら、母親が死んだら、自分は泣けるだろうか?
というかがんばって泣こうとしてる時点でおかしいのか?
自然に涙が出てくるのだろうか?
秋の夜長にそんなことを考えている。